病院薬剤師の研修を受け入れました!

こんにちは、あすなろ甲府薬局の大沼です!
まだ寒い日もありますが、少しずつ春めいてきました。花粉症の患者さんが増えると春を感じる今日この頃です!

先日、近隣病院から薬剤師の保険薬局研修をお願いされ受け入れました。2023年春に薬剤師となった若手の2名です。2日間かけて保険薬局の薬剤師業務を体験してもらいました。
内容は処方箋の監査、医師への疑義照会、患者さんへの服薬指導、在宅訪問です。
これらの業務を指導薬剤師の下、研修しました。

(指導薬剤師の下、窓口での患者対応に挑戦!)

同じ薬剤師といっても、入院患者さんに対応する病院薬剤師と外来患者さんや在宅医療、医薬品販売を行う保険薬剤師ではずいぶん違います。今回の研修でどんな気付きを得てもらえたのでしょうか?感想文から少し紹介します。

・病院では入院患者の薬の管理を看護師が行うので、正しく飲めて当たり前の環境になれていました。しかし、一歩病院の外に出ると、患者さんの中にはいろいろな事情で正しく飲めていない場合があり、薬の治療を正しく進める事は簡単ではないことも学びました。

・病院では担当する患者さんが決まっているので、何度もお会いして関わることができますが、薬局では次に同じ薬剤師が対応できるとは限らないため、他の薬剤師にもわかりやすい的確な薬歴記載が重要だと学びました。

・今回の研修を受けて、患者さんの普段の生活の様子や退院した後の生活のことも視野に入れながら業務を行っていく事が大事だという事を学びました。

・外で研修したことで改めて病院薬剤師の強み、保険薬剤師の強みを気付くことができました。病院と薬局の薬剤師連携をもっと取り組んでいきたいと思いました。